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ウェンブリー・スタジアムの購入を狙うアメリカ人実業家、大型改修も計画

 パキスタン生まれのアメリカ人実業家であるシャヒド・カーン氏は、もし仮にウェンブリー・スタジアムの購入に成功した場合、大型改修を行うつもりであるようだ。27日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』や『BBC』などが報じた。

 “サッカーの聖地”と称されているウェンブリー・スタジアム。主にイングランド代表の公式戦や、イングランドサッカー協会(The FA)が主催する大会などで使用されている他、音楽のコンサートの会場としても使用されている。

 そのウェンブリー・スタジアムを、パキスタン生まれのアメリカ人実業家であるシャヒド・カーン氏が購入をしようとしているようだ。同氏は、イングランド2部に属しているフラムやアメリカン・フットボールのジャクソンビル・ジャガーズのオーナーであり、今年発表された世界長者番付で217位につけている富豪である。そんなカーン氏は、ウェンブリー・スタジアムの購入に向けて8億ポンド(約1200億円)という額で入札をしたという。

 また、この動きに関して「今購入に向けて事が動いている。FAとは関係を持っていることもあって、双方のニーズを理解している。ウェンブリーを生まれ変わらせる必要がある」と話し。もし仮に購入できた場合は大型改修を行うことを示唆している。今後の動きに注目が集まる。