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ディバラ、シメオネと会食もアトレティコ会長は「彼のことをあまり知らない」

 アトレティコ・マドリードはユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得に全く興味を示していないようだ。6日、米メディア『Fox Sports』が伝えている。

 ディバラを巡っては、3月の代表ウィーク期間にマドリードでアトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督と会食していたことから、同クラブ移籍の可能性が取りざたされている。また、アトレティコはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就が不透明となっており、同選手の後釜としてリストアップしたと伝えられている。

 しかしアトレティコのエンリケ・セレソ会長はこの一連の報道について「ディバラは偉大なフットボーラーだが、私は彼のことをあまり知らない。レアル・マドリー戦で初めて彼のプレーを見た」と語っており、ディバラ獲得の可能性を完全否定している。またシメオネ監督と同選手との会食について「シメオネはあったこと全てを私に話してくれる。レストランでディバラと会ったことも話してくれた。それ以上のことは何もない」とコメント。アトレティコ加入の打診を行っていないことを明らかにしているようだ。

 ユベントスはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのレアル・マドリード戦で0-3と惨敗を喫しており、一部メディアからはユベントスが今夏に大幅な戦力の入れ替えを行う可能性を指摘する声が上がっており、ディバラのユベントス退団に関する報道も過熱さを増しているようだ。