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“怪物”ロナウドが語る移籍裏話「バルサ首脳陣を信用していなかった」

 かつてバルセロナやインテルをはじめ数多くのビッグクラブでのプレー経験を持つ元ブラジル代表のロナウド氏はインテル加入の真相について語っているようだ。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 ロナウド氏は1997年にバルセロナからインテルに加入すると、膝の怪我で約2シーズン戦列を離れていたにも関わらず在籍5年間で公式戦99試合に出場し59ゴールを挙げている。同氏はインテル加入の経緯について「あの時、バルセロナと契約延長に向けた交渉を行っていたが、クラブ幹部を信用できなかったので退団を決意した。その直後にインテルからオファーが舞い込んできた」と語っており、バルセロナ首脳陣との間に問題があったことを明らかにしている。またインテルを選んだ理由として「セリエAは当時世界最高峰のリーグだったし、僕が選択可能な移籍先の中でもベストだったと思う」と好意的なコメントを残している。

 なお、ロナウド氏はワールドカップ・日韓大会が行われた2002年夏に当時インテルを率いていたエクトル・クーペル監督の確執が表面化し、レアル・マドリードへ移籍している。