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メッシ、ロシアW杯で優勝できなかったら代表引退と宣言。悲願の代表初タイトルへ意気込む

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今年の夏にロシアで開催されるワールドカップで優勝できなかった場合、代表を引退することを表明した。20日にイギリス『ザ・サン』が伝えた。

 バルセロナではリーガ・エスパニョーラやUEFAチャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイといった数々のコンペティションで優勝を経験し、個人としてもバロンドールを5度獲得するなど世界最高の選手の1人と称されているメッシ。ただ、アルゼンチン代表では未だに1度もトロフィーを掲げたことはない。

 記憶に新しいのは2016年にアメリカ合衆国で開始されたコパ・アメリカ・センテナリオでチリにPK戦の末に敗れ、準優勝に終わってしまったことだろう。同大会後にメッシは代表引退を明言し、サッカー界に衝撃をもたらした。ただ、その後アルゼンチン大統領も代表復帰に向けて動くなどあらゆる方面からのサポートのおかげもあって改心し、再び同国を背負ってプレーしている。

 そんなメッシはアルゼンチンのTVにて「もし仮にロシアでワールドカップを掲げられなかったら代表を引退する」と話し、今年の夏にロシアで開催されるW杯では、優勝に向けて相当な覚悟を持って望むことを表明した。同選手としては前回のブラジル大会の二の舞はなんとしてでも避けたいようだ。果たしてメッシはロシアの地で代表初タイトルを獲得することになるのだろうか。注目が集まる。