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カンフーキックで解雇されたエブラが復活へ。トルコの強豪2クラブが獲得を画策

 現在フリーの元フランス代表DFパトリス・エブラは、トルコでプレーする可能性が高まっているようだ。30日にフランス『フランス・フットボール』が報じた。

 かつてマンチェスター・ユナイテッドやユベントスで活躍し、昨年冬にマルセイユへと移籍したエブラは、当時不安定だった同クラブのディフェンスの安定に大きく貢献していた。しかし、昨年11月に行われたヨーロッパリーグの対ビートリア・ギラマンエス戦の試合開始前に、エブラを侮辱していたファンにカンフーキックをお見舞いし、試合前であるのにもかかわらずレッドカードを提示されて退場。その後、同選手はマルセイユを解雇され、無所属となっていた。

 そんなエブラだが、トルコで再びサッカー選手としてプレーする可能性が高まっているようで、同国の強豪であるガラタサライとフェネルバフチェが獲得を目指しているという。今年の6月30日までは事件の処分によりUEFAのコンペティションには出場できないが、それでも経験豊富なベテランをチームに加えたいと考えているようだ。現在36歳のエブラの新章が、トルコで始まろうとしている。