
2026/27シーズンの明治安田J1リーグは9月20日までに第8節までの日程が終了。そこから国際Aマッチデーを経て、10月9日より再開する。
現時点で首位を走るのは、百年構想リーグの覇者でもあるヴィッセル神戸。開幕直後こそややバタついたが、中断前は5連勝と勝ち点を積み上げることに成功していた。そんな神戸を、昨季2位の柏レイソルや、近年上位の常連であるサンフレッチェ広島が追う展開となっている。
FC東京は首位と勝ち点2差で現在5位。開幕戦では、町田ゼルビアを相手に途中数的不利に陥った影響もあって1-5と大敗し、続く神戸戦でも引き分けと今季初白星までやや時間をかけてしまったが、第3節以降は無敗で中断期間に入っていた。失点数を見ても、初陣の5失点を除けば複数失点はほぼ無い。その上で複数得点を挙げての勝利が多く、攻守ともに安定感を見せながら序盤戦を戦っている。
しかし、好調なチーム状況のなか、今夏の新戦力それぞれの結果の出方には差があると言えよう。ここでは、この夏新たにFC東京へ加わった6選手について、ここまでの活躍ぶりをA~Cの3段階で評価していく。

評価A:数字で存在感を示す2選手
- MF本間至恩(浦和レッズより完全移籍)
- MF安斎颯馬(FCペナフィエルへの期限付き移籍より復帰)
攻撃陣はタレントが豊富なFC東京。これまで全試合に出場しているFW長倉幹樹やFWマルセロ・ヒアンはもちろん、ベンチにも個性豊かな選手たちが居並ぶ。中でもすでに複数のゴールに直接関与する形で存在感を示しているのが、MF本間至恩とMF安斎颯馬の2人だ。
本間は2020年、プロキャリアをスタートさせた新潟で40試合に出場し7ゴール7アシストを挙げる活躍でブレイク。地元かつ下部組織出身であったこともあり、多くのファンやサポーターから期待される重圧の中でも出場機会を得続け、2022年夏まで毎年2桁のゴールに直接絡んだ。
残念ながら新潟から渡欧後、クラブ・ブルッヘでの出場機会は限られた。その後2024年夏に浦和レッズ加入で国内復帰を果たしたが、ここでもわずかな出場機会に留まった。しかし、昨季および百年構想リーグでは期限付き移籍先となったセレッソ大阪で一定の出場機会を得て活躍を見せていた。
そして今季、FC東京へ完全移籍するとここまで7試合に出場。第2節以降はスタメン出場が続き、1ゴール1アシストと直接得点へ関与する働きも見え始めた。しかし、ガンバ大阪戦(第7節)で負傷し、左ハムストリング肉離れで第8節は欠場。離脱期間は明らかになっておらず、本格的な復活はまず怪我の回復にかかっている。
安斎は直近のハーフシーズン、ポルトガル2部のFCペナフィエルでプレー。14試合出場1ゴールという数字を残し、今夏FC東京へ帰還となっている。
今季、開幕当初こそ途中出場が多くなっていたが、第5節以降はスタメンで起用されており、ここまで7試合に出場して、うち4試合で先発。3ゴールを挙げる働きでチームの上位争いを支えている。
すでに昨季30試合に出場して挙げた得点数を超えており、キャリアハイである4点まであと一つと迫っている。ポジション争いは熾烈だが、間違いなく昨季以上の働きが期待できる選手の1人。チームが好調な勢いも借りて、今季どこまで数字を伸ばせるか楽しみだ。
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