
9月19日、20日に第8節までの日程を消化した2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。現在リーグ戦は一時中断期間に入っているが、徐々に上位勢と下位勢の勝ち点差にも開きが見えているなか、首位を走るのは百年構想リーグの覇者ヴィッセル神戸だ。抜群の安定感で6勝1分1敗と好調なチームは、わずか5失点という堅守を武器に序盤戦勝ち点を稼ぐことに成功している。
一方で、真逆の1勝1分6敗と早くも苦境に立たされているのが、現在18位となっているアビスパ福岡だ。開幕戦では神戸を相手に0-1と惜敗し黒星スタートとなった今季の福岡。それでも、第2節では見事に3-0と複数得点かつクリーンシートを達成し、今季初白星を挙げていた。
しかし、第3節鹿島アントラーズ戦(8月22日)で打ち合いの末敗れると、以降引き分けを挟んで6試合未勝利が続いている。次節の相手はファジアーノ岡山(10月10日)だが、直近2試合がいずれも無得点であることを踏まえると、堅守の岡山にはこれまで以上の苦戦も考えられる。
福岡の新戦力たちの存在感にも、第8節までで大きく差が出ている。すでに中核となっている選手もいる一方で、ゲームへの出場が遠ざかっている選手も出ており、チームとして不安定な状況が続く。ここでは、そんな福岡の新加入組の活躍ぶりをA~Cの3段階で評価していく。

評価A:希望の光
- FW師岡柊生(鹿島アントラーズより完全移籍)
厳しい状況が続く福岡にとって、今夏期待の新戦力の1人FW師岡柊生の活躍ぶりはまさに希望の光と言えるだろう。
現在25歳の師岡は2023年に鹿島アントラーズへ加入しプロキャリアをスタートさせた。初年度はなかなか出番を得られずにいたが、2年目は32試合と多くの出場機会を得て3ゴール3アシストと数字も残している。
しかし、2025年は左アキレス腱断裂という大怪我に見舞われ出場は11試合に留まった。そんな中でも、いずれも途中出場から2ゴールをマークしており、得点能力の高さを示していた。
今夏の移籍が自身初の移籍となった師岡。福岡では、開幕戦こそ途中出場となったが第2節以降はスタメンでの出場が続いており、フルタイム出場も多い。さらに、古巣の鹿島戦も含めてここまで3つのゴールを挙げている。残念ながら勝ち点に結びついていないゲームもあったが、加入後まもなく得点源として役割を果たしていることは大きく評価できるだろう。
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