横浜F・マリノス監督を2024シーズン限りで退任したジョン・ハッチンソン氏は、ジュビロ磐田の指揮官に就任する見込み。アーサー・パパス氏も17日にセレッソ大阪監督の就任が正式決定するとみられるが、他にも2名のオーストラリア人指導者がJリーグへ挑戦するようだ。
オーストラリアサッカー事情に精通しているジャーナリストのサシャ・ピサーニ氏は17日、自国の指導者に関する去就についてXで情報発信。「C大阪は17日にもパパス監督の就任を公式発表する」と伝えた上で、17日に同国1部メルボルン・ビクトリーFCの監督を辞任したパトリック・キスノーボ氏、メルボルン・シティ元コーチであるラファエレ・ナポリ氏の日本行きを報じた。
キスノーボ氏はかつてリーズ・ユナイテッドやレスター・シティなどでプレー。2016年にメルボルン・シティで現役を引退した後は、同クラブで指導者のキャリアをスタート。エリク・モンバエルツ氏(元横浜FM監督)のアシスタントコーチを務めると、内部昇格という形で2020年9月から約2年にわたりシティを指揮。フランス1部トロワを経て、2024年7月からメルボルン・ビクトリーを率いていた。
ナポリ氏はおよそ10年にわたりメルボルンの下部組織やトップチームで選手を指導。アウレリオ・ヴィドマー監督の右腕として、2024/25シーズンのオーストラリア1部リーグ戦に臨んでいたが、クラブは第5節終了後の12月5日に同氏のアシスタントコーチ退任を公式発表。ピサーニ氏は発表翌日に「彼はJ1所属クラブでアシスタントコーチの役割を引き受ける」と伝えていた。
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