ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉は、セリエA(イタリア1部)ナポリ移籍間近と報じられている。しかしプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーも同選手に関心を寄せている模様。現地メディアが、アンジェ・ポステコグルー新監督と板倉の関係に注目している。
板倉がトッテナムへ移籍する可能性については、英メディア『スカイスポーツ』が今月7日に「トッテナムはボルフスブルク所属DFミッキー・ファン・デ・フェンをトップターゲットに掲げているが、代替候補として板倉をリストアップ。ナポリと争奪戦を展開している。」と報道。同選手がボルシアMG退団に前向きであることもあわせて伝えていた。
すると英メディア『HITC』は9日に「ポステコグルーは、セルティック監督時代に板倉の獲得を逃していた。その板倉とトッテナムがついに契約を結ぶかもしれない」とリポート。トッテナムがDFクレマン・ラングレにかわるセンターバックの獲得に動いていることを伝えているが、板倉は複数名あがっている候補のひとりだという。
その上で同メディアは、板倉とセルティック時代に日本人選手を獲得してきたポステコグルー監督の関係について以下のように綴っている。
「板倉に対する興味の背後には、ポステコグルーという明らかな原動力がある。古橋亨梧や旗手怜央などをセルティックに連れて来たポステコグルーは、日本市場で買い物をするのが大好きだ。板倉の獲得も望んでいる」
「2021年、ポステコグルーは板倉獲得を望んでいたが、マンチェスター・シティからのレンタル移籍でシャルケに加入した。シャルケ退団後もセルティック移籍の可能性が報じられたが、彼はボルシアMGへ完全移籍した。3度目にして、ポステコグルーはついに板倉と契約する可能性がある」
なお板倉は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシアMGへ移籍金500万ユーロ(当時約7億円)により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。チームの中心選手として活躍して、ボルシアMGでの1年目を終えている。
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