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浦和GK鈴木彩艶につづき…マンUが久保建英と三笘薫に関心か「W杯で…」

久保建英(写真手前は三笘薫) 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)マンチェスター・ユナイテッドは今月8日、GKダビド・デ・ヘアの退団を公式発表。GKアンドレ・オナナ(インテル)やGK鈴木彩艶(浦和レッズ)の獲得に迫っていると報じられている。そのユナイテッドがMF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)など、日本人選手に熱視線を送っているようだ。

 英紙『マンチェスター・イブニングニュース』は今月8日、ユナイテッドの補強計画を展望。GK陣について「デ・ヘアにつづいてディーン・ヘンダーソンを放出する可能性が高いことから、オナナのバックアッパーとして日本市場に参入。鈴木を獲得しようとしている」と伝えている。

 その上で、同紙はFIFAワールドカップの舞台における日本人選手の活躍ぶりを紹介。「カタールW杯の日本代表メンバーは、Jリーガーよりもブンデスリーガ(ドイツ1部)でプレーする選手の方が多かった。その一方で、ユナイテッドは久保と三笘の良さを発見している」とリポート。カタールW杯でのパフォーマンスにより、日本代表2選手がユナイテッドスカウト陣の目に留まったことを伝えている。

 ただ久保は先月はじめ、スペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組内で「もう日本での休暇後に戻って来るための航空券も取りましたし、安くないです。ソシエダ以上に輝ける場所はないと思っています」

 「僕はレアル・マドリードからソシエダにやって来ましたが、レアル・マドリードへの扉はもう閉まっています」と、ソシエダ残留が既定路線であることを強調。先日にはサウジアラビア1部アル・ヒラルから4年総額250億円オファーを拒否したと報じられている。

 またブライトンとの契約を2025年6月まで残す三笘も、帰国後に残留の意思を表明。アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパー移籍の可能性が取りざたされたが、英メディア『ザ・ブース・ルーム』は今月7日に「デヤン・クルゼフスキ、リシャルリソン、ハリー・ケイン、ソン・フンミンといった攻撃陣のタレントを擁していることを踏まえると、トッテナムは補強資金を他のポジションに費やす可能性がある」としている。

 鈴木の獲得へ動いているユナイテッド。今夏残留がほぼ確実とみられる久保や三笘だが、来年以降にユナイテッドが2選手の獲得に動くか注目が集まる。