
開幕まであとわずかとなった明治安田J1百年構想リーグ。6月までの短期決戦という特別なレギュレーションを前に、各クラブは冬の補強やキャンプを経て、いよいよ最終調整に入っている。
今季WESTに属する10チームのうち、昨季最上位となっているのは躍進した京都サンガ。これにサンフレッチェ広島やヴィッセル神戸といった優勝経験のあるクラブが続く。関東圏にチームが集中するEASTとは異なり、関西以外にもチームが点在しているWESTは、長距離移動がリーグ戦へどのような影響を及ぼすか注目が集まる。
ここでは、百年構想リーグでWESTに属するJ1クラブの中から、今冬の補強で戦力アップに成功したクラブを3つランキング形式で紹介していく。
3位:京都サンガ
IN
- 酒井滉生(ユースから昇格)
- 平岡大陽(湘南ベルマーレより完全移籍)
- 村上昌謙(アビスパ福岡より完全移籍)
- 本田風智(サガン鳥栖より期限付き移籍)
- 新井晴樹(サガン鳥栖より完全移籍)
- 石田侑資(いわきFCより完全移籍)
- ジョアン・ペドロ(ECヴィトーリアより完全移籍)
- 齊藤未月(ヴィッセル神戸より完全移籍)
- アレックス・ソウザ(トゥラン・トヴズIKより完全移籍)
- エンリケ・トレヴィザン(FC東京より完全移籍)
OUT
- 宮本優太(期限付き移籍期間満了に伴い浦和レッズに復帰)
- レオ・ゴメス(契約満了)
- 山田楓喜(FC東京へ完全移籍)
- 武田将平(湘南ベルマーレへ完全移籍)
- マルク・ヴィト(期限付き移籍期間満了に伴い奈良クラブへ復帰)
- 平賀大空(モンテディオ山形へ期限付き移籍)
- 松田佳大(徳島ヴォルティスへ期限付き移籍)
- パトリック・ウィリアム(富川FCへ完全移籍)
- 原大智(FCザンクトパウリへ完全移籍)
曺貴裁監督体制5年目の昨季は開幕直後こそ3戦未勝利と出遅れたものの、第6節から連勝を挙げ、以降は調子が上向いた京都サンガ。5月末からは4連勝を含む9戦無敗と強さを見せて勝ち点を積み上げ、最終3位と過去最高順位でシーズンを終えた。
そして今冬、悲願のリーグ戦優勝を目指して京都はさらなる戦力アップに動いた。湘南ベルマーレから昨季4ゴールと数字も残したMF平岡大陽の獲得を皮切りに、ベテランGK村上昌謙や怪我でここ数年なかなか出場機会のなかったMF本田風智、さらに本田と同じくサガン鳥栖からMF新井晴樹と実力者が立て続けに加入。昨夏加入した齊藤未月も完全移籍に移行するなど選手層の厚さに直結する補強が叶った。
主力の流出は、DF宮本優太の期限付き移籍期間満了に留まっていたが、開幕目前のここにきてやや不安のある動きもあった。昨季も5ゴールと結果を残していたFW原大智の再渡欧が決まったのだ。中央のみならずサイドもこなせる長身選手の抜けた穴は、もともと前線の選手層が厚いとはいえチームに暗い影を落としそうだ。
とはいえ、戦力流出を最小限に留めたことは十分に評価でき、そこへ若手からベテランまで即戦力を複数加えることに成功したため、戦力アップに成功したクラブ3位とした。
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