
明治安田J1リーグ第33節の柏レイソル対横浜F・マリノスが、10月4日に開催。柏が1-0で勝利したが、横浜FM所属FW谷村海那のゴールが認められなかったシーンを巡り議論が白熱。横浜FMの大島秀夫監督がDF古賀太陽に対するファウルというジャッジに対して疑問を投げかけたほか、一部の海外メディアは審判のジャッジを批判している。
前半18分、谷村は右サイドからのクロスに反応。ゴール前にタイミング良く顔を出し、古賀と競り合う中、左足のワンタッチでゴールネットを揺らした。ゴールかと思われたが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。古賀の体制が崩れた際にファウルがあったとして、ノーゴール判定となった。
しかし、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像を確認すると、古賀の方から先に谷村を押しており、これに対して谷村が押し返す形で手を伸ばしているようにも見える。
報道によると、大島監督は試合後のインタビューで「あのシーンのVARの映し方とか、その前に相手が引っ張っている。だけど、映し出されたアップは海那が引っ張っているシーンだけ」と主張。古賀が引っ張ったシーンも踏まえた上で、正確なジャッジを下すよう求めている。
くわえて、日本サッカー界に詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』は「横浜FMに対して行われたことは異常」「存在しないファウルにより、谷村のゴールが取り消された」とバッサリ。「谷村と争うためにバランスを崩しながら突進してきた古賀との通常のボール争いが見て取れる」と主張すると、「VARが介入し、審判はビビッていた」と、批判の矛先を審判団に向けている。
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