スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァから鹿島アントラーズへ期限付き移籍中のスロバキア代表FWアレクサンダル・チャヴリッチは、2025シーズンも鹿島でプレーする模様。FW鈴木優磨、FW師岡柊生、それにFWセレッソ大阪から鹿島移籍が決定的と報じられているFWレオ・セアラと強力な攻撃陣を形成することになりそうだ。
チャヴリッチの去就を巡っては、スロバキアメディア『SPORT7』は12月10日に「チャブリッチにスロバキア復帰の可能性が報じられている。鹿島へ完全移籍の可能性は低いだろう」と、鹿島退団の可能性を報じていた。
しかしブラチスラヴァの関係者は17日、スロバキアの公共放送『スロバキアテレビ』の番組出演時に、「(鹿島との契約は2025年1月末に終了するが、)買い取りオプションは行使されるはず。彼は間違いなく鹿島所属選手であり続ける。鹿島での年俸は、我々の条件と比較にならない」とコメントしていた。
鹿島残留が既定路線とみられるなか、ブラチスラヴァのイワン・クモトリクCEO(最高経営責任者)は12月25日、クラブ公式サイトのインタビューに応じると、チャヴリッチの去就についてこう語っている。
「契約内容の一部として義務的なオプションがあるため、彼は日本に留まり続けることになる。我々は将来、彼が再びこのクラブのユニフォームを着ている姿を見たいと強く思っているが、現時点では問題にしていない。(UEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で)彼が我々と一緒にマドリードにいたのは、良好な関係に基づいている。手術後でオフシーズンだったことも関係している」
先日、鈴木が『リクシルスポーツ』公式YouTubeチャンネルの対談企画で「チャヴリッチも(2桁ゴールを)取るだろうしね」と語るなど、チームメイトから更なる活躍が期待されているチャヴリッチ。万全なコンディションで再来日する同選手の姿を、多くのファン・サポーターが待ちわびている。
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