FIFA(国際サッカー連盟)が12月19日に発表した最新のFIFAランキングで15位の日本代表。FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選終了後、アメリカ代表やメキシコ代表と対戦する可能性が一部で報じられているが、アメリカ国内では森保ジャパンとの対戦を望む声が挙がっているという。
W杯の開催国であるアメリカは2024年3月にCONCACAFネーションズリーグで優勝。6月にはコロンビア、ブラジルと南米の強豪国と対戦したほか、コパ・アメリカにも参戦。ただ9月以降はメキシコ、カナダなど北中米勢とのマッチメイクが多くなっている。
また2025年6月14日から7月6日まで開催される「CONCACAFゴールドカップ」には、開催国として参戦。2025年度の同大会は、北中米W杯開催を踏まえて参加国が16から24に拡大されることに。アルゼンチン紙『オーレ』は2023年7月の時点で、CONCACAFが欧州サッカー連盟(UEFA)、アジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)からそれぞれ2か国を招待する方針であると伝えた上で、アジアからの参加国有力候補に日本、韓国を挙げていた。
しかしアラブ紙『アッシャルク・アルサト』は2024年11月22日、大会参加国について「アジアからサウジアラビアが招待される」とリポート。一部ではカタールも参加予定と報じられただけに、アメリカ国内では「アメリカがサウジアラビアと対戦しても、メリットなさそう」「サウジアラビアもカタールも強くない」と2か国を格下扱いする見方が広まっている。
そのアメリカは最新のFIFAランキングで16位と、日本とは1差。カタールW杯でドイツ。スペインを下した森保ジャパンの脅威を認識しているのか、現地では「サウジアラビアよりも日本と対戦した方が良い」「ゴールドカップに日本を招待すべき」など、日本戦待望論も挙がっている。
現時点で日本がゴールドカップに参戦する予定はないとみられるが、国際親善試合という形でのマッチメイクが見込まれる日本とアメリカ。過去に3度アメリカと対戦して日本が2勝1敗であるが、アメリカがMF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)、MF伊東純也(スタッド・ランス)らスター選手との対戦を望んでいることは間違いなさそうだ。
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