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日本人対決で明暗?AZ毎熊晟矢に「責められない」NEC佐野航大は「争っていた」

毎熊晟矢 写真:Getty Images

 日本代表DF毎熊晟矢は、DF菅原由勢(サウサンプトン)の後釜としてセレッソ大阪からAZアルクマールへ完全移籍。今月17日のオランダ1部リーグ第2節(対NECナイメヘン)では、MF佐野海舟(マインツ)の弟であるMF佐野航大とマッチアップしたが、現地では毎熊のパフォーマンスが評価されている。

 AZの専門サイト『AZ ALERTS』は「チーム全体のパフォーマンスはかなり精彩を欠いていた」とした上で、ナイメヘン戦出場選手を採点。マン・オブ・ザ・マッチを受賞した毎熊に7.5とチーム内最高評価を与えると、同選手について以下のように綴っている。

 「我々は毎熊を取り巻く高揚感を和らげるために最善を尽くさなければならない。だが、この日本人選手は再び素晴らしいパフォーマンスを見せた。攻撃面ですべてがうまくいっているわけではないが、我々はその点で彼を責められない」

 一方、ナイメヘンの専門サイト『フォルツァNEC』もAZ戦出場選手を採点。自陣左サイドで毎熊とマッチアップした佐野に5.5と及第点以下の評価を与えると、「一度はトライしたが、シュートは大きく枠を外れた。頻繁に球際で争っていた」と綴っている。

 なお、この一戦では怪我明けの日本代表FW小川航基(ナイメヘン)が途中出場。20分以上にわたりプレーしたが、『フォルツァNEC』は「評価に値するほどのプレーをしなかった」として採点しなかった。