サンフレッチェ広島は3月21日、アルビレックス新潟DF新井直人(27)の獲得を発表。しかし、このタイミングでの移籍がSNSで物議を醸している。
新井は新潟で今シーズン3試合に出場し1ゴールを記録。副キャプテンでもある主力の移籍に新潟サポーターからは「裏切りだ」「このタイミングはやり過ぎ」などネガティブな声が多数挙がり、なかには誹謗中傷に近い投稿も見受けられる。
その一方で「いつ選手生命が終わるか分からない中、少しでも高いお金で取ってくれるチームに移籍すること、少しでも優勝の可能性が高く新しい場所で挑戦したい選手自身を全く否定はしない」と理解を示す声も挙がった。
獲得した側の広島には「このタイミングでオファーする広島に対して良い印象はないよね」「広島嫌いになりそう」など、ネガティブな意見も多く見られている。
新井は2019年に新潟経営大学からアルビレックス新潟へ加入。その後、2021年にセレッソ大阪へ完全移籍し2022年は徳島ヴォルティスへ期限付き移籍していたが、2023年には新潟へ完全移籍で復帰した。
同選手は広島の公式サイトで「このタイミングでチームに加入するにあたり、本当に覚悟を持って移籍してきました。1日でも早く皆さんの前でプレーがしたいですし、タイトル獲得に向けて自分の持てる力をすべて注いでいきたいと思います」とコメントしている。
新天地でのプレーを決断した27歳は今後、どんなプレーを見せるのだろうか。
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