サッカー日本代表「森保ジャパン」のDF町田浩樹は、21日開催のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選シリア戦で途中出場。所属先のユニオンSGでも活躍する中、DF板倉滉(ボルシアMG)とともにトッテナム移籍の可能性が報じられている。
町田は昨年1月に鹿島アントラーズからユニオンSGへレンタル移籍。昨年夏に臀部を負傷して長期離脱を余儀なくされていたが、今年1月の公式戦で復帰すると、その後は出場機会を確保。今年夏、買い取りオプション行使によりユニオンSGへの完全移籍を果たすと、ベルギー1部クラブ・ブルッヘからの関心が報じられたものの残留。今季はここまでベルギー1部リーグ戦14試合中11試合で先発出場している。
不動のセンターバックとして活躍していることもあり、先月下旬に再びクラブ・ブルッヘからの関心が報じられた町田。英メディア『フットボール365』によると、DFミッキー・ファン・デ・フェンの負傷離脱をうけてセンターバックの獲得を目指すトッテナムが、町田をリストアップ。
同メディアは「アンジェ・ポステコグルー監督は、攻撃的なハイラインでプレーするのに必要なフィジカル能力を備えている点で、町田のプレーに感銘を受けている。今月6日のチェルシー戦でファン・デ・フェンが負傷したことにより、センターバックのバックアップのオプションが不足している」と伝えている。
トッテナムの補強計画については、スペインメディア『fichajes』が先月に「ポステコグルー監督率いるトッテナムが、板倉への関心を継続」とリポート。構想外であるDFエリック・ダイアーの後釜として、板倉の獲得に乗り出す可能性を報じている。
それだけに『フットボール365』は、セルティック時代にFW古橋亨梧やMF旗手怜央など、日本人選手を相次いで獲得したポステコグルー監督の過去にも注目。「ポステコグルーはJリーグについて豊富な知識を持っている。その知識を活かしてセルティック監督時代に数多くの日本のトップ選手と契約した」と綴っている。
なおトッテナムは今季ここまでプレミアリーグ12試合を終えて8勝2分2敗。首位マンチェスター・シティから勝ち点4差と、上位争いを繰り広げている。
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