サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月13日開催の「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」でカナダ代表に4-1で勝利。今年11月開幕のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選や、来年1月開幕のAFCアジアカップを前に結果を残したが、カタール国内では日本がアジアカップの優勝候補に推されているようだ。
欧州強豪国のドイツやスペインを下して、カタールW杯ベスト16入りを果たした日本。先月の欧州遠征でもドイツを4-1で下して注目を浴びると、トルコ相手にも4-2で勝利。カタールW杯出場国のカナダに対しては、前半のみで3ゴールと地力の差を見せつけた。
MF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)らの活躍が光った日本。韓国国内では以前から一方的に日本をライバル視する論調があり、アジアカップ決勝での日韓戦実現を望む声も上がっている。
しかし韓国メディア『ベストイレブン』によると、アジアカップの大会組織委員会CEOは優勝争いの行方を聞かれると、「カタールが決勝に進むと思う。日本も決勝トーナメントに進む可能性は高い。というのも、日本はアジアカップでいつも好成績を残しているからだ。この2チームが優勝する確率が高い」と、決勝の対戦カードを日本対カタールと予想。
その上で「日本とカタールが強力だとはいえ、韓国、サウジアラビア、イランなど、アジア全体が急速に成長している。だから、この大会を通じて、我々は驚くべき光景を目にすることになるだろう。もちろん、そう簡単にはいかないかもしれないけど」と韓国にも言及したという。
アジアカップのグループリーグでは、日本がグループDでイラク、ベトナム、インドネシアと同居した一方、韓国はグループEでバーレーン、ヨルダン、マレーシアと対戦。両国代表がグループ首位で決勝トーナメントへ進出した場合、準決勝までに対戦することはない。
なお韓国メディア『スポータルコリア』によると、韓国率いるユルゲン・クリンスマン監督は今月の記者会見で森保ジャパンに言及。「彼らと対戦することにより、相手との技術の差を感じることができる」と日韓戦の定期開催を望んでいるほか、「(杭州アジア大会と同じく、)アジアカップの決勝でも日本と対戦して優勝したい」と意気込みを語っている。
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