Jリーグ アルビレックス新潟

新潟・伊藤涼太郎がセルティック移籍か「獲得候補入り日本人選手のひとり」

伊藤涼太郎 写真:Getty Images

 セルティックはFW古橋亨梧をはじめ日本人選手を相次いで獲得。古橋やMF旗手怜央、FW前田大然に今夏移籍の可能性がある中、アルビレックス新潟所属のMF伊藤涼太郎をリストアップしたと現地で報じられている。

 伊藤は浦和レッズから水戸ホーリーホック、大分トリニータへのレンタル移籍をへて、昨年に浦和から新潟へ完全移籍。加入1年目にJ2リーグ全試合出場で9ゴールと、クラブのJ1昇格に大きく貢献。今季はここまでリーグ戦12試合6ゴール2アシストと、中心選手として結果を残している。

 英紙『デイリーレコード』は「伊藤涼太郎がセルティックのターゲットに、アンジェ・ポステコグルー監督がJリーグの次の逸材を探す」と見出しをうち、セルティックが日本人選手獲得に動く可能性を報道。

 「日本はポステコグルー監督にとって金鉱であり、セルティックのスカウトが注視し続けている市場である。古橋、旗手、前田をはじめ最近では岩田、小林といった選手を獲得し、成功を収めている」とセルティックの日本人選手獲得戦略に触れた上で、「ポステコグルー監督はこの夏、中盤から前線にかけての強化を目指している」とセルティックの補強ポイントを紹介。

 「セルティックに若いオプションを加えることに熱心であり、再び多くの日本人選手に注目している。伊藤もそのひとりだ」と、伊藤がセルティックの獲得リストに入っている現状を伝えている。

 一方で同紙は「ポステコグルーは、セルティックにいるタレントがこの時期に巨額の移籍金を残してチームを去る可能性があることも認識している」と指摘している。

 伊藤の将来性については、今年3月の川崎フロンターレ戦でゴールを決めると、新潟元コーチのオスカル・エルナンデス氏が同選手の海外移籍を予告。自身のツイッターアカウントを通じて「伊藤の昨シーズン、そして今シーズンのここまでのレベルは凄まじい。プレミアリーグとブンデスリーガはすでに彼を知っていると確信した」と私見を述べていた。