明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、日本代表FW古橋亨梧(28)擁するセルティックからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)の獲得に動いているとみられている。セリエA(イタリア1部)のサンプドリアと選手サイドの個人合意が報じられる中、現地では浦和レッズ移籍が濃厚との見方もあるようだ。
ギアクマキスを巡る争奪戦では、浦和レッズやサンプドリアの他にもロシア、ドイツ、アメリカ、中東のクラブも参戦している模様。12日にはフランス2部ボルドーが移籍金300万ユーロ(約4億2000万円)によるオファーを提示したと伝えられている。
ただ一方で英メディア『スカイスポーツ』イタリア版は11日、「ギアクマキスは欧州でのプレー続行を望んでいる」とした上で「サンプドリアと個人合意に達した」と報道。ただセルティックは完全移籍での同選手放出を望んでおり、「セリエA残留時に買い取り義務の発生するレンタル移籍」という条件でオファーを提示したサンプドリアとは合意に達していないとみられている。
そんな中、英紙『スコティッシュ・サン』は「浦和レッズはギオルゴス・ギアクマキスの移籍について、セルティックと合意に達することを確信している。また選手本人は高額年俸の契約にサインして加入することになる」とリポート。
「浦和レッズは、今後数日以内にギアクマキスの来日を実現させたいと考えている。これはセルティックの移籍金設定額が800万ポンド(約12億9000万円)であると分かった後、セルティックから彼を引き離すことに消極的でないことを示している」
「浦和レッズは三菱がバックアップしているため、ギアクマキスを獲得するための豊富な資金を持っている。そのため、サンプドリアなどライバルクラブを退けられるという自信を深めている」と綴っている。
ギアクマキスに対する浦和レッズのオファー内容については、英紙『デイリーレコード』が今月9日に「現在セルティックで受け取っている金額の2倍にあたる年俸でオファーを提示した」と報道。同選手はセルティックで週給12000ポンド(約190万円)、年俸換算でおよそ9900万円と伝えられているだけに、浦和レッズ加入の場合には2億円以上の年俸を受け取る可能性もある。
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