アーセナル所属DF冨安健洋は、FIFAワールドカップ・カタールW杯の日本代表メンバーに選出されている。その一方で冨安健洋とチームメイトであるDFガブリエウ・マガリャンイスのカタールW杯ブラジル代表落選がほぼ確実となったようだ。6日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
ブラジル代表は今年6月に韓国代表や日本代表と対戦。国立競技場で行われた森保ジャパンとの一戦では、パリ・サンジェルマン所属FWネイマールのPK弾により1-0で勝利していた。また9月にはガーナ代表やチュニジア代表相手に快勝。欧州勢との強化試合がないという不安点を抱える中、カタールW杯グループリーグではセルビア代表、スイス代表、カメルーン代表と顔を合わせる。
ブラジルサッカー連盟(CBF)はすでに55選手のブラジル代表予備登録メンバーリストを国際サッカー連盟(FIFA)に提出。今月7日にカタールW杯ブラジル代表メンバー26名を発表する。
『UOL』の報道によると、チッチ監督やCBFのスタッフはすでに24名の選定を終えているとのこと。ただ発表前日の時点でも残り2枠についてはいまだに議論が繰り広げられているという。
その2枠を巡っては、メキシコ1部UNAMプーマス所属DFダニエウ・アウベス、ユベントス所属DFグレイソン・ブレーメル、ベンフィカ所属DFルーカス・ベリッシモの3選手が争う構図になっている模様。ガブリエウ・マガリャンイスは今季ここまで主力選手として活躍しているが、残り2枠の争いに割って入ることはないという。
また日本代表との一戦でプレーしたアストン・ビラ所属MFフィリペ・コウチーニョは大腿筋を負傷したことにより、6日のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場。カタールW杯欠場の可能性が取りざたされている。
なおブラジル代表予備登録メンバーリストには、柏レイソルからブラジル1部ゴイアスへレンタル移籍中のブラジル人FWペドロ・ハウルも含まれているとのこと。ペドロ・ハウルは今季ブラジル1部リーグで18ゴールとリーグ得点ランキングで2位につけている。
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