
明治安田生命J1リーグ第22節延期分の名古屋グランパス対川崎フロンターレが14日、豊田スタジアムで開催。名古屋グランパスのJリーグに対して誤報告が原因で開催延期となっていただけに、川崎フロンターレサポーターによる抗議の横断幕が注目を集めている。
名古屋グランパスは今年7月8日から14日までにトップチームの関係者合計9名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたとして、14日から16日までトップチームの活動を休止。16日開催予定だった第22節・川崎フロンターレ戦が開催延期となっていた。
しかし7月26日になって「トップチーム活動停止に関するJリーグへの誤報告について」と題した声明を発表。誤報告の内容を「管轄保健所より感染対策に関する指導を受ける中で、チーム活動停止についてもご指導いただいたとクラブが誤認」と説明していた。
これをうけてJリーグは先月30日、名古屋グランパスに対してけん責処分と罰金200万円を科している。ただ川崎フロンターレサポーターやJリーグファンからは、SNSで「没収試合が妥当」といった意見が数多く上がっていた。
その中で迎えた名古屋グランパス対川崎フロンターレでは、アウェイゴール裏に陣取る川崎フロンターレサポーターが試合後に「正々堂々戦ったチームを誇りに思う」、「200万で日程を変更できる?公平性とは??」と書かれた横断幕を掲出。
この時の様子がツイッターで拡散されると、「不公平なJリーグ」、「とうとう川崎も出したか」、「川崎が横断幕出すなんて珍しい」、「名古屋側は受け止めるしかない」といった声が上がっている。
ただ一方で一部の名古屋グランパスサポーターは「品が無い」、「横断幕出してがっかり」、「ねちっこいな」と投稿するなど、川崎フロンターレに対して反発。またJリーグファンからは「川崎も浦和みたいだな」、「こんなことするのは浦和だけでいい」、「チームのイメージが傷つく」といったコメントが寄せられるなど、試合後も様々な議論が飛び交っている。
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