明治安田生命J1リーグの清水エスパルスに、注目の新加入選手が加わった。登録名は、ヤゴ・ピカチュウ(ヤーゴ・ピカチュウ )。本名ではなくニックネームだが、母国ブラジルでもその名でプレーしていた。大人気アニメシリーズ『ポケットモンスター(以下ポケモン)』のキャラクター「ピカチュウ」に由来し、本人も右ふくらはぎにピカチュウのタトゥーを彫るなど気に入っているそうだ。
注目を集めるピカチュウだが、実はJ1リーグにはその他にも『ポケモン』に登場するキャラクターと同名の選手が複数在籍する。ここではそれらの選手を紹介しよう。ポケモンにまつわるバトル(対戦)という、新たな楽しみ方にも注目してみてはいかがだろうか。
清水に加入「ピカチュウ」
7月17日、フォルタレーザ(ブラジル1部)から清水エスパルスに加わることが発表されたDF/MFヤーゴ・ピカチュウ。ポケモンの「ピカチュウ」のように小柄で素早いことから子どもの頃名づけられたニックネームで、ポケモンの本場である日本でもその名でプレーすることとなった。
名前が注目されがちだが、実力も確かだ。これまでにブラジルの3つのクラブで積み上げたキャリアは、ブラジル1部で173試合出場30得点、ブラジル2部で97試合21得点。今2022シーズンも、ブラジル1部で14試合4得点の結果を残している。
ニックネームが付いた頃と同様に169cmとサッカー選手としては小柄だが、右足から繰り出される正確なキックと確かなテクニックでサイドから好機を演出する。数字に表れているように得点能力も高く、自身も積極的にゴール前へと侵入していく。
また、2021年まで所属したバスコ・ダ・ガマ(ブラジル2部)では、現在清水の指揮官を務めるゼ・リカルド監督のもとでプレー。つまり特徴や実力を把握したうえでの獲得であり、ピカチュウが右サイドの主力として期待に沿う活躍をみせる可能性は高い。
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