ワールドカップ 日本代表

サッカー日本代表W杯予想スタメン!6月シリーズで序列に変化?

VfBシュツットガルト MF遠藤航 写真:Getty Images

MF:遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)

アンカーのポジションには、遠藤航が君臨する。ドイツ1部で2年連続デュエルの成功数首位に輝いた「デュエルキング」であり、日本代表でもピンチの芽を摘む役割を担っている。ビルドアップにやや課題はあるが、それを差し引いても絶対的な選手だろう。むしろ、替えがきかないことこそが問題。その面はユーティリティな板倉に期待したい。


CDサンタクララ MF守田英正 写真:Getty Images

MF:守田英正(CDサンタクララ/ポルトガル)

中盤の一角は、守田英正のものだろう。「6月シリーズ」では左ふくらはぎの負傷によって途中離脱したが、不在のチュニジア戦では完敗の結果に、はからずも重要性が再認識されることとなった。ライバルは原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)や鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)だが、遠藤との補完関係には「一日の長」がある。中盤のバランスを取るためにも欠かせない。


フォルトゥナ・デュッセルドルフ MF田中碧 写真:Getty Images

MF:田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)

中盤のもう1人は、田中碧か。6月のパラグアイ戦ではライバルの原口が素晴らしいパフォーマンスをみせたが、チュニジア戦では中盤のスペースを埋められず。ブラジル戦に先発出場した田中と原口の差は、遠藤ら中盤の3人で「お互いに」バランスを取り合えるかどうかだろう。より攻撃的にシフトする場合は、原口や鎌田という選択肢が浮上する。


KRCヘンク FW伊東純也 写真:Getty Images

FW:伊東純也(KRCヘンク/ベルギー)

右ウイング(WG)は伊東純也のものだ。競争が熾烈なFW争いのなかで、明確にポールポジションに立つ。苦しい時に得点を決めてくれるスピードスターであり、攻撃だけでなく守備面でも森保ジャパンの「外せない選手」の1人。堂安律(PSV/オランダ)や久保建英(マジョルカ/スペイン)も候補だが、前者は中盤での起用も考えられ、後者はガーナ戦で代表初ゴールを決めたものの伊東の牙城を崩すような活躍はみせられていない。


VfLボーフム FW浅野拓磨 写真:Getty Images

FW:浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)

センターフォワード(CF)に入る可能性が最も高いのは、浅野拓磨か。古橋亨梧(セルティック/スコットランド)と僅差の戦いだが、特徴を出せているのは浅野だろう。また前田大然(セルティック/スコットランド)もチャンスに絡んではいるが、結果は出せていない。3選手とも似たタイプのため、森保監督に起用され続けた大迫勇也(ヴィッセル神戸/日本)が再び選出される可能性もある。期待された上田綺世(鹿島アントラーズ/日本)は、途中離脱でチャンスを活かせず。


ユニオンSG FW三笘薫 写真:Getty Images

FW:三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)

左WGの三笘薫は、伊東とともに攻撃の要。途中出場が多いものの常にチャンスを構築できており、出場時間を増やしてきた。この位置ではおもに南野拓実(リバプール/イングランド)がスタメン出場しているが、最適なポジションだとは思えず本来の実力を発揮できていない。組織としてあまり良い攻撃を構築できていないからこそ、伊東と三笘の両WGの突破力が必要不可欠となる。


日本代表 W杯予測スタメン

ここで予想スタメンに挙げた11人は、多くがカタールW杯アジア予選を戦い抜いた面々だ。「6月シリーズ」を除いてある程度選手を固定してきた森保監督が、ここから大きくメンバーを変えるとは思えず、本大会でもこの選手たちを中心に挑むのではないだろうか。

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名前椎葉 洋平
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福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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