かつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップの舞台で3度プレーしたMF本田圭佑(35)が、ウクライナ情勢に言及した。
ウクライナはここ1週間以上にわたりロシアとの緊張状態が続いており、ロシア軍によるウクライナ侵攻の可能性が伝えられていた。また、ロシアはウクライナが欧州や北米の30カ国による軍事同盟である『北大西洋条約機構(NATO)』に加入する可能性があることを脅威と捉えており、ウクライナ国境付近に兵力を集結。ロシア国防省は15日になって軍事演習を終えた一部部隊がウクライナ国境付近から撤退したと発表しているものの、欧米諸国はロシア側の動きに懐疑的な見方をしており依然として予断を許さない状況が続いている。
その中、本田圭佑は今月13日にSNSを更新。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が報道陣に対して記者会見を行う動画を引用リツイートすると「『(戦争に)勝者はいない』それが真実だ。我々はより良い解決策を見つけることができる」と投稿。戦争反対の姿勢を示している。
なお、本田圭佑は以前から政治に対する関心を持っていることもあり、先月下旬から今月にかけてJリーグクラブのない県の市長や知事と面会を重ねたほか、自由民主党本部で開かれた党スポーツ立国調査会の会合で講演。自民党幹部との会談では政治に関心があることを認めたものの、選挙へ出馬する可能性については否定していた。
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