
Jリーグでプレーする現役代表選手たち
また、先の日本対オーストラリアでオーストラリア代表としてプレーした選手をJリーグで観ることもできる。
日本戦でスタメンに名を連ね、61分までFWとしてプレーしたアダム・タガート(28)は、現在J1で12位の大阪府大阪市と堺市にホームタウンを置くセレッソ大阪所属だ。またセレッソには、負傷により招集メンバーからは外れてしまったものの日本と同じくグループBを戦うベトナム代表のGKダン・バン・ラム(28)、元日本代表でこの夏10年ぶりにセレッソへ復帰したばかりの乾貴士(33)、元日本代表の清武弘嗣(31)らも所属している。
日本戦でそのタガートと交代し61分から出場したミッチェル・デューク(30)は、J2のファジアーノ岡山所属。岡山県の岡山市、倉敷市、津山市を中心に県内全域をホームタウンとするファジアーノは現在、22チーム中の11位。昇格争いには絡めていないが、J2残留はほぼ間違いない位置だ。

また、グループAで最終予選を戦う韓国代表においても、Jリーグでプレーする2人の選手が主力を担っている。GKのキム・スンギュ(31)は、千葉県柏市にホームタウンを置くJ1柏レイソルの絶対的な守護神。チームは現在13位とやや苦しんでいるが、残留争いからは一歩抜け出した印象だ。
レイソルのすぐ下、J1で14位に位置するのは大阪府の吹田市、茨木市、高槻市ら7市をホームタウンとするガンバ大阪。同クラブに所属するのはDFのキム・ヨングォン(31)。シーズン序盤は負傷による欠場が続いたが、復帰後レギュラーに返り咲いている。
これ以外にも、最終的にW杯予選を戦うメンバーからは外れたものの、カメルーン代表合宿に呼ばれたジョン・マリ(28)が所属するのが、福岡県福岡市をホームタウンとするJ1で現在8位のアビスパ福岡。タイ代表の英雄とも呼ばれるチャナティップ・ソングラシン(28)が所属する、北海道札幌市をホームタウンとする、現在J1で11位の北海道コンサドーレ札幌。同じくタイ代表の、ティーラトン・ブンマタン(31)が所属する横浜F・マリノス。神奈川県の横浜市、横須賀市、大和市をホームタウンとしているクラブは現在J1で2位と、優勝争いに絡んでいる。
各国の代表選手を観られるというところは分かりやすいJリーグの魅力ではないだろうか。

終盤戦だからこその、おいしいとこ取り
「自分が住んでいる都道府県のチームには知っている選手がいない」という方も大丈夫だ。まずはこれまでに挙げたチームと対戦する時に観戦に行ってみるという手が1つ。
また、J1・J2・J3共に、現在シーズンは終盤戦。この時期だからこその「おいしいとこ取り」もアリだ。優勝争い、昇格争い、残留争い、とそれぞれの目標に向かって目の色を変えて戦っている時期であり、非常に熱い試合が観られる可能性が高い。悲喜こもごもの物語の、エンディングだけを観ることだって可能なのである。
それぞれに特色があるスタジアムグルメ、それぞれのクラブに居る個性的な選手、カテゴリーやクラブによって異なるスタジアムの雰囲気。他にもJリーグにはサポーターの数だけ楽しみ方が存在する。
10月22日(金)の浦和レッズ対柏レイソル(19:00〜埼玉スタジアム)を皮切りに、今週末もJ1からJ3までの試合が全国各地で開催される。2021シーズンの物語を垣間見つつ、あなただけの楽しみ方を探しにスタジアムを訪れてみてはいかがだろうか。
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