
明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスに所属するブラジル人DFカカ(22)は、昨季までカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロでプレーしていた。そのクルゼイロでは、給与未払い問題により、数日間にわたるストライキが起こっていた。18日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
カカは今年2月にクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍しているが、4月にSNSで2か月にわたりクルゼイロから給与を受け取っていなかった事実を激白。クルゼイロ首脳陣とは徳島ヴォルティスから支払われる移籍金の一部を受け取ることで合意していたが、延滞している状況に対するいら立ちをあらわにしているほか、クラブ側は同選手のコメントに対して反論する姿勢を示していた。
そして同選手は未払い分の給与と移籍時の補償金など総額およそ60万レアル(約1200万円)の支払いを求めて提訴。今年5月末にクルゼイロに対して未払いとなっていた2か月分の給与を含めた23万5000レアル(約480万円)支払いの判決が下されている。
そのクルゼイロは現在も深刻な財政難に直面しており、給与の支払いが遅れているとのこと。これにより、選手たちは今月19日開催の第30節・ボタフォゴFR戦を終えた後から16日までストライキを敢行。17日午前からトレーニングを再開しているが、今もなお首脳陣との対立が続いている。
また、ブラジルメディア『DEUS ME DIBRE』はクルゼイロに所属するブラジル人FWチアゴ(20)にJリーグ移籍の可能性があると報道。クルゼイロは同選手との契約を2023年12月まで残しているが、すでにJリーグクラブから「150万ドル(約1億7000万円)を支払って80%の保有権を取得する」という内容のオファーが届いているとのことだ。
なお、チアゴは昨年1月にクルゼイロの下部組織からトップチームへ昇格。昨季はプロ1年目ながらリーグ戦で18試合に出場すると、今季はここまで17試合に出場して3ゴール1アシストをマークしており、第30節・ボタフォゴFR戦ではフル出場していた。
ピッチ外で大きな問題を抱えているクルゼイロだが、カカにつづき有望株の放出を余儀なくされる可能性は高まっているかもしれない。
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