バルセロナでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（34）が付けていた背番号「10」を引き継いだスペイン代表FWアンス・ファティ（18）は、長期離脱をへて今月中に復帰するようだ。4日、スペイン紙『アス』が報じている。
ファティは昨年11月7日に行われたラ・リーガ第9節・レアル・ベティス戦で先発出場した際、左ひざの内側半月板を損傷したことにより手術を実施。今年3月に復帰する可能性が伝えられていたが、コンディション回復が思うように進まず、3度にわたって手術に踏み切っていた。
同選手は今年5月の手術実施後、当初は8月中旬のラ・リーガ2021/22シーズン開幕節・レアル・ソシエダ戦での復帰を目指していたが、プレシーズントレーニング開始時期の7月上旬にボールを使ったトレーニングができない状態にあったことから、復帰時期は先送りになると伝えられていた。
しかし、ファティは先月24日に全体トレーニングに合流すると、コンディションは順調に回復。今月14日に開催予定のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のバイエルン・ミュンヘン戦で復帰する可能性が伝えられていたが、メディカルスタッフの判断により19日のラ・リーガ第5節・グラナダ戦でのメンバー入りを目指すことになったようだ。
16歳298日というクラブ史上2番目の若さでトップチームでのデビューを果たすなど、将来を嘱望されるファティは、背番号「10」を身にまとって再出発を図ることになる。
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