Jリーグ ベガルタ仙台

仙台MF田中渉が山口へ期限付き移籍。渡邉晋監督のもとで再起図る

ベガルタ仙台

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は20日、MF田中渉がレノファ山口へ育成型期限付き移籍することが決定したと公式発表している。

 田中渉は桐生第一高校から2019年にベガルタ仙台へ入団。プロ1年目は公式戦6試合に出場し、YBCルヴァンカップでプロ初ゴールをマーク。昨季もJ1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場していたが、手倉森誠監督就任のもとで臨んだ今季はここまでYBCルヴァンカップ・グループステージ2試合のみの出場にとどまっていた。

 同選手はベガルタ仙台を離れることについて「このたび、レノファ山口FCに育成型期限付き移籍することとなりました。これからのベガルタ仙台をけん引する存在になれるよう、成長して帰ってきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」とサポーターにメッセージを送っている。

 また、レノファ山口への加入については「レノファ山口FCに関わるみなさま初めまして!ベガルタ仙台から育成型期限付き移籍で加入することとなった田中渉です。レノファ山口FCに1つでも多くの勝利を届けられるように全力で戦います!応援よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 なお、レノファ山口は2019シーズンまでベガルタ仙台を率いていた渡邉晋氏が今季からチームを率いている。プロ3年目の田中渉はかつての恩師のもとで再起を図ることになった。