Jリーグ 清水エスパルス

清水の成岡輝瑠が相模原へレンタル。東京五輪のトレーニングパートナー務めた有望株

成岡輝瑠(写真右) 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは20日、MF成岡輝瑠がSC相模原へ育成型期限付き移籍により加入することを公式発表している。

 現在18歳の成岡輝瑠は、清水エスパルスの下部組織で頭角を現すと世代別の日本代表に選出。そして2019年にトップチームの2種登録選手になると、今季からトップチームに昇格していた。しかし、同選手はミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のもとでここまで公式戦での出場がなく、出場機会を求める形でSC相模原への武者修行が決まっている。

 同選手は清水エスパルスを離れることについて「このたび、SC相模原に期限付き移籍をすることになりました。これまで素晴らしい環境でサッカーをさせていただき、多くのことを教わり、トライすることができました。今回、別の競争に身を置くことにより、自分の成長へと繋げていきたいと思います」とサポーターにメッセージを送っている。

 また、SC相模原への加入については「このたび、清水エスパルスから期限付き移籍に加入することになりました成岡輝瑠です。まずはピッチに立つために日々のトレーニングにしっかり向き合い、相模原の勝利のために全力で闘いたいと思います。残りのシーズン、よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 なお、成岡輝瑠はパリ世代の日本代表として期待を寄せられている中、東京五輪に臨む日本代表のトレーニングパートナーに選出。スペインU24代表との強化試合が行われた今月17日まで代表チームに帯同していた。