トッテナム・ホットスパーは30日、今季までウルバーハンプトン・ワンダラーズを率いていたヌーノ・エスピリト・サント氏の招へいを公式発表している。
トッテナムは今年3月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。コーチを務めるライアン・メイソン氏が残り試合で指揮を執りシーズンを終えていた。新監督の招へいにむけては、これまでユベントスを率いた過去を持つマッシミリアーノ・アッレグリ氏にオファーを提示したが、却下。くわえて、インテル前監督のアントニオ・コンテ氏、ローマ前監督のパウロ・フォンセカ氏らと交渉が破談に終わったほか、フィオレンティーナ指揮官を1カ月足らずで退任したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏との交渉もわずか1日で終了していた。
一方、ヌーノ氏はプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のリオ・アヴェやポルト、ラ・リーガのバレンシアなどを率いた後、2017年夏にウルバーハンプトンの指揮官に就任。2017/18シーズンにプレミアリーグ復帰を決めていたが、今季はリーグ戦13位で終了。今季限りでウルバーハンプトン監督を退任していた。
同氏には、クリスタル・パレスやエバートンも新指揮官候補として関心を寄せる中、トッテナム行きが決定。2023年6月までの2年契約でトッテナムとサインを交わしている。
なお、トッテナムは今季までユベントスの補強部門を担当していたファビオ・パラティチ氏をフロントスタッフに迎え入れている。新監督も正式に決定したため、今後新戦力獲得にむけた動きが本格化することが予想される。
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