Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島や湘南に在籍したFWジネイ、ブラジル2部へ7年ぶりに復帰か!

湘南ベルマーレ在籍時のジネイ 写真提供: Gettyimages

 鹿島アントラーズや湘南ベルマーレなどJリーグの複数でプレーした過去を持つFWジネイは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のECヴィトーリアへ復帰するようだ。25日、ブラジルメディア『Correio』が報じている。

 現在37歳のジネイは、2015年にECヴィトーリアから鹿島アントラーズへ完全移籍により加入。ただ、2度にわたって右膝半月板が損傷したこともあり、2016シーズン途中で退団。その後は湘南ベルマーレに加入すると、2017シーズンには主力のストライカーとしてJ1リーグ昇格に大きく貢献していた。同選手は2018年にヴァンフォーレ甲府や松本山雅で結果を残せず、2019年はフリーとなっていたが、昨年1月に母国ブラジルで新天地を見つけている。

 ジネイはセリエCのECジャクイペンセに所属しているが、昨季はリーグ戦14試合に出場。そして今月2日にはカンピオナート・バイアーノ(バイーア州のリーグ戦)のECヴィトーリア戦で2ゴールをあげている。

 一方、ECヴィトーリアは昨季、セリエC(ブラジル3部)降格の危機に直面したものの、横浜F・マリノスへ移籍したFWレオ・セアラの活躍もあり、セリエB残留を果たしていた。その中、『Correio』の伝えるところによると、ECヴィトーリア首脳陣はジネイの代理人と交渉を行っている模様。同選手の再獲得に動いていることを認めているようだ。

 湘南ベルマーレで本来のパフォーマンスを発揮していたジネイは、自身のプロキャリアが終わりに近づきつつある中、古巣クラブへ復帰するかもしれない。