ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント幹部、バイエルンから関心のハーランドについて「来季もここでプレーする」

アーリング・ブラウト・ハーランド 写真提供: Gettyimages

 ボルシア・ドルトムントはレアル・マドリードやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンをはじめ多くのクラブが関心を寄せるノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの慰留に自信を持っているようだ。2日、ドイツメディア『SPORT1』が報じている。

 現在20歳のハーランドは昨年1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムントへ完全移籍により加入。今季ここまで公式戦38試合に出場して37ゴール11アシストをあげるなど、引き続き好パフォーマンスを発揮している。また、同選手はドルトムントとの契約を2024年6月まで残している。

 しかし、ハーランドの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は先月上旬に父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏とともにバルセロナやレアル・マドリードの首脳陣と会談したと伝えられている。また、ライオラ氏は先日『SPORT1』のインタビューにおいてドルトムントと良好な関係にあるものの、ハーランドの去就が不透明であることを認めていた。

 その中、ドルトムントの有資格選手部門責任者を務めるセバスティアン・ケール氏は「ハーランドが来季もドルトムントでプレーすると私は理解している。彼とはすべての面において合意している。彼とは毎日会っているし、彼自身がクラブとの一体感を持っていると言えるね」とハーランドの残留を強調している。

 なお、ハーランドの去就を巡っては、バイエルン・ミュンヘンがここにきて今夏退団の可能性がにわかにささやかれているポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの後釜としてリストアップしたと伝えられている。