ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、スペイン代表FWアルバロ・モラタに今夏退団の可能性がある中、オリンピック・リヨンに所属するFWメンフィス・デパイへの関心を強めているようだ。27日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
デパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入。2017/18シーズンには公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストと本来のパフォーマンスを取り戻しており、今季はここまで公式戦37試合に出場し 20ゴール9アシストをマークしているほか大半の試合でゲームキャプテンを任せられるなど、リュディ・ガルシア監督から厚い信頼を寄せられている。
デパイとリヨンの現行契約は今年6月に満了を迎えるものの、現時点で両者は契約延長の合意には至っておらず、今季終了後にフリーで退団する可能性が取りざたされている。また、バルセロナ首脳陣は同選手の代理人と複数回にわたり会談を行っているが、年俸をはじめとする条件面で合意には至っていないようだ。
デパイ本人はバルセロナへの加入を望んでいると伝えられているが、ここにきてユベントスが獲得に乗り出す構えを見せている模様。ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合にはクリスティアーノ・ロナウドの退団が確実になると伝えられているほか、ディバラやモラタの去就も不透明となっており、前線のメンバー入れ替えは避けられない見通しとなっている。
母国フランスで本来のパフォーマンスを発揮しているデパイの動向に引き続き注目が集まる。
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