日本代表DF冨安健洋は今夏ミラン移籍の可能性が取りざたされているが、ボローニャは放出に応じない方針を固めているようだ。24日、イタリアメディア『トゥットボローニャ』が報じている。
冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。シニシャ・ミハイロビッチ監督のもとで今季は本職であるセンターバックのほか右サイドバックとしてピッチに立っており、ここまで公式戦28試合で先発出場を果たしている。
ボローニャとの契約期間が2024年6月までとなっている冨安健洋の去就を巡っては、ボルシア・メンヒェングラートバッハやバイヤー・レバークーゼン、エバートンなど複数クラブが関心を寄せている。また、今月中旬には昨夏に獲得オファーを提示したミランが数週間後に交渉を再開する可能性が伝えていた。
しかし、ボローニャ首脳陣は同選手が必要不可欠な戦力であることからオファーには応じない姿勢を見せている模様。また、今季は右サイドバックのポジションで起用されるケースも多いが、来季はセンターバックのレギュラーとして構想に入れており、右サイドバックを主戦場とする新戦力の確保を目指すようだ。
セリエAで鮮烈なパフォーマンスを発揮し続けている冨安健洋だが、今後も同選手の去就に注目が集まる。
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