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レアル、トッテナムで好調維持のFWベイルの売却を希望か…新たなストライカー獲得に向け財源確保へ

ガレス・ベイル 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードはウェールズ代表FWガレス・ベイルの売却を希望しているようだ。8日、英紙『デイリーメール』が報じている。

 レアルは今夏の移籍市場で新たなストライカーの獲得を熱望しており、ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドやパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペをリストアップしている模様。そのため同クラブは財源確保に向けてベイルの売却準備を進めているようだ。

 ジネディーヌ・ジダン監督の下で構想外となったベイルは昨年9月に古巣であるトッテナム・ホットスパーへとレンタル移籍で復帰。今シーズンは負傷離脱の影響を受け公式戦22試合の出場にとどまっているものの、10ゴール3アシストを記録。特に直近の公式戦6試合では6ゴールをマークするなど、輝きを取り戻している。

 そのためレアルは今夏の移籍市場でベイルの完全移籍での獲得に乗り出すクラブが現れることに期待している模様。同選手の市場価値は現在、2600万ポンド(約39億3000万円)程度とみられており、1つの大きな財源となるようだ。

 しかし、ベイルは2022年までとなっているレアルとの週給60万ポンド(約9000万円)での契約を満了することを望んでおり、再びのレンタル移籍が有力視されている。はたして今夏の移籍市場で完全移籍でベイル獲得に動くクラブは現れるのだろうか。