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フッキ、17年ぶりにブラジル国内での公式戦出場!中国クラブを昨年末に退団

フッキ 写真提供: Gettyimages

 元ブラジル代表FWフッキはおよそ17年ぶりにブラジル国内での公式戦でプレーした。7日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 フッキは2004年にヴィトーリアでプロデビューを果たすと、わずか18歳にして川崎フロンターレにレンタル移籍により加入。2006年に川崎フロンターレへの完全移籍を果たした後はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)や東京ヴェルディに在籍し、2008年夏にはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトへ完全移籍。その後はゼニト・サンクトペテルブルクで約4年間にわたりプレーし、2016年夏に中国スーパーリーグの上海上港に加わっていたが、昨年12月に退団。フリーの身となっていたが、今年1月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロが同選手の獲得を公式発表していた。

 フッキは先月から全体トレーニングに参加しコンディションを上げると、7日に行われたカンピオナート・ミネイロのウベルランジアEC戦で3トップの一角で先発出場。ゴールこそ決められなかったものの、フル出場を果たして好調をアピールした。

 なお、この一戦ではセレッソ大阪への移籍が噂された元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリも先発出場し、81分にゴールネットを揺らしている。2004年以来となる母国でのプレーに多くのファンが関心を寄せているだろう。