2020シーズンのJ1リーグは、川崎フロンターレが圧倒的な勝ち点差で優勝を果たした。12月22日に開催された「2020 Jリーグアウォーズ」の中で発表された今シーズンのベストイレブンはもちろん川崎フロンターレのメンバーが大半を占める結果となった。
「2020 Jリーグアウォーズ」ベストイレブン:チョンソンリョン、山根視来、ジェジエウ、谷口彰悟、登里享平、守田英正、田中碧、家長昭博、三笘薫、オルンガ、エヴェラウド
今シーズンのMVPと得点王を受賞したオルンガ(柏レイソル)やエヴェラウド(鹿島アントラーズ)以外は、すべて川崎フロンターレの選手たちがベストイレブンに選出された格好だ。しかし、川崎フロンターレの圧倒的勝利であったもののそれにも劣らない活躍を見せた選手も多いことは確かである。
「2020 Jリーグアウォーズ」以外にも、様々な形でベストイレブンが発表されているので今回はそのいくつかを紹介したい。
ファン・サポーターが選ぶベストイレブン
ファン・サポーターが選ぶベストイレブン:パトリック、オルンガ、小林悠、三苫薫、清武広嗣、井手口陽介、稲垣祥、キム・ヨングォン、犬飼智也、谷口彰悟、東口順昭
Jリーグ公式アプリ『Club J.LEAGUE』の中で開催された「ファン・サポーターが選ぶベストイレブン」での結果はどうだっただろうか。
アプリユーザーからの投票による選考の結果、「2020 Jリーグアウォーズ」で選出された谷口彰悟と三苫薫(ともに川崎フロンターレ)、オルンガ以外は他選手が選出されいてる。
特に2位フィニッシュを決めたガンバ大阪からの選出が多く、攻守においてキーマンとなった井手口陽介や、守備の要キム・ヨングォン、パトリック、東口順昭など4選手が選出された。なお、最も票を集めたのは東口順昭だった。
SofaScoreによるベストイレブン
SofaScoreによるベストイレブン:オルンガ、レアンドロ、家長昭博、宇佐美貴史、西澤健太、田中碧、イニエスタ、福森晃斗、ダンクレー、エドゥアルド、谷晃生
ライブスコアサイト『SofaSocore』において、評価点の高かった選手を各ポジションから選出しベストイレブンを形成するとラインナップは大きく変容した。
最も評価点が高かったのはオルンガ、次点に家長昭博(川崎フロンターレ)だが、3番手にはレアンドロ(FC東京)がランクイン。強烈な3トップが形成されることとなった。
また今シーズン10アシストを記録した西澤健太(清水エスパルス)や新生の守護神として活躍した谷晃生(湘南ベルマーレ)が選出されるなど、強烈な印象を残したメンバーが名を連ねた。
FotMobによるベストイレブン
FotMobによるベストイレブン:オルンガ、三苫薫、家長昭博、江坂任、田中碧、イニエスタ、登里享平、山根視来、エドゥアルド、ダンクレー、チョン・ソンリョン
サッカー情報アプリ『FotMob』でも同様に評価点が高かった選手を選出したベストイレブンを形成すると上記のようになった。
こちらもやはりオルンガが最も高い評価点だった。今シーズンの最優秀選手はオルンガであることはデータからも明らかである。
また、そのオルンガ筆頭に爆発的な攻撃を展開した柏レイソルのトップ下でプレーした江坂任も選出され、田中碧、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)らとともに最強のトライアングルを構築している。
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