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ジェフ千葉DFジェイソン・ゲリア、独占インタビュー。母国オーストラリアの森林火災問題を語る

ジェイソン・ゲリア 写真提供: ©JEFUNITED

2020年1月には出身地キャンベラまで火災が広がったと聞きました。煙の被害も深刻化していましたが、ご両親や友人は?

火災はキャンベラの中心までは進んでいなかったので、街には大きなダメージはありませんでした。少し影響を受けたのは街の郊外、特に北側のエリアと聞いています。

ただ、火災から生まれた煙によって空が見えず、光に当たらない日々が続いていたと両親から伝えられました。また、それによって空気が悪くなり、呼吸するのが危険でした。外に出かけられる状況ではなかったようですね。呼吸困難で重傷になった人もたくさんいました。オーストラリア人は普段マスクを使わないですが、この問題以降みんながつけるようになって、どの店でも販売されるようになったそうです。

友達などは写真やビデオを送ってくれて状況を話してくれました。例えば、姉はよく運転している人ですが、数日間煙によって視界が10mほどしかないことがあって危なかった状況などがわかりました。

今はキャンベラの周りの火災も収まって、みんなは元どおりの生活に戻りました。ピークが過ぎて本当に良かったと思います。(※2020年に入り記録的豪雨が発生したことで火災は弱まり、3月2日に全ての鎮火が報告されている)

そんな火災のピーク時もご自身は日本でサッカーをしていたわけですが、どんな気持ちでしたか?

両親のそばに居られなかったのはとても辛いことです。僕が力になれることがないかをずっと考えていましたね。ただ、毎日大事な人に連絡して直接多くの情報を聞けたことで、彼らが落ち着いていることを理解し安心していました。家族から離れるのはいつだって辛いことですが、国を脅かすほどの危険がある時はなおさらです。

Aリーグへの影響もありましたね?

はい、影響はありましたね。火災が近く安全ではなかったことで延期になった試合もあったし、シドニーやニューカッスルなどでは煙によって数試合のスケジュールが変更となったと聞きました。リーグ自体は予定通り進んでいたそうですが。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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