セリエA ミラン

インテルに続きミランも、コロナウイルス対策へ3000万円を寄付

ミランがコロナウイルスへの支援金寄付を発表 写真提供: SportMediaset

 ミランが新型コロナウイルスにより被害が拡大するイタリアを支援するために、25万ユーロ(約3000万円)を寄付することを発表した。

 先日、イタリアとともにコロナウイルスに苦しむ中国の蘇寧電器グループが筆頭株主を務めるインテルが、ミラノ市内にあるルイジ・サッコ病院に約1200万円を寄付したことを発表。ライバルクラブであるミランも、それに続く形となった。

 今回の寄付に伴い、ミランのイバン・ガジディスCEOは、以下のように声明を発表している。

イバン・ガジディス



「ACミランとミラン財団は、ロンバルディア地域の健康上の緊急事態に対処する機関であるAREUに25万ユーロを寄付することを決定しました。

 寄付金は、Covid-19ウイルス(新型コロナウイルス)の被害、影響に遭ったすべての人々を支援するAREUの取り組みを支援するためのものです。

 ジェノアとの試合は、政府の決定に従い無観客で行われましたが、チケット、及びシーズンチケットを持つすべての方へ払い戻しをすることを決定しました。

(中略)人生にはサッカーよりも重要なことがあります。私たち全員が苦しい立場にある人の支援をしなければいけないときは、当局の指示に従い最大限の責任をもって行動する必要があります。

(中略)ミランはただのクラブではありません。お互いに支えあうコミュニティであり、世界中のミランを代表するコミュニティです。私たちはすべてのファンと繋がっています。ミランへの愛を示したすべての方への返金を発表しました。ファンを支え、この困難な時間を克服し、更なる支援を講じていきたい所存です」