マンチェスター・ユナイテッドの背番号「7」。過去にジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドが背負った栄光の背番号だ。
しかし、C・ロナウドがレアル・マドリードに移籍して以降、背番号「7」を背負う選手が活躍できないという負のジンクスが続いている。
今回は、ユナイテッドの背番号「7」を背負い、負のジンクスに沈んでしまった5人の選手をご紹介する。
マイケル・オーウェン
シーズン:2009/2010~2011/2012
C・ロナウドの退団後、背番号「7」を受け継いだのがオーウェンだ。リバプールで大活躍を見せたワンダ―ボーイがニューカスル・ユナイテッドから2009年に加入した。
しかし、オーウェンがユナイテッドで記録したゴール数は、3シーズンでわずかに17。背番号「7」の呪いがスタートしたのはオーウェンからだ。
アントニオ・バレンシア
シーズン:2012/2013
オーウェンから背番号「7」を受け継いだのがバレンシアだ。2009年夏の移籍市場でユナイテッドに加入し、ウィンガーとしての活躍を期待された。
しかし、1シーズン目は30試合で1ゴールと結果を残せず。2シーズン目に背番号を「25」に変更。サイドバックへとコンバートを果たし、主力選手として活躍した。
アンヘル・ディ・マリア
シーズン:2014/2015
レアル・マドリードで素晴らしい活躍を見せ、鳴り物入りでユナイテッドに加入したディ・マリア。獲得には約100億円が費やされた。
しかし、ディ・マリアはリーグ戦27試合で3ゴールとこれまでとは別人のような成績に。1年でチームを去り、呪われた背番号「7」のジンクスはより強調される形となった。
メンフィス・デパイ
シーズン:2015/2016~2016/2017
ルイ・ファン・ハール新監督が就任したユナイテッド。補強選手の中で注目を集めていたのがデパイだ。ただ、同選手も背番号「7」の呪いを打ち破ることはできなかった。
1年目のデパイはリーグ戦29試合に出場しわずか2ゴール。2シーズン目は監督交代もあり、出場機会が大幅に激減。シーズン途中にオリンピック・リヨンへと移籍している。
アレクシス・サンチェス
シーズン:2017/2018~2018/2019
マンチェスター・シティとの獲得レースを制し、2018年冬の移籍市場でサンチェスの獲得を決めたユナイテッド。プレミアリーグでの実績もある同選手の活躍を誰もが期待した。
しかし、同選手がユナイテッド在籍時に記録したゴール数はすべての大会を通してわずかに5。サンチェスも背番号「7」の負のジンクスに沈むこととなった。
現在背番号「7」は空き番号。この背番号が抱える呪いを打ち破る選手は、いつになったら現れるのだろうか。
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