リーガ

【第3弾】ラ・リーガ期待の新星。スペインで輝きを放つ、トルコの大型FW

ラ・リーガ期待の新星シリーズでは、スペインの地で輝きを放とうとしている10名の若手プレーヤーをご紹介していく。第3弾はすでにラ・リーガで結果を残し、チームの主力としてプレーするエネス・ウナル。

現在21歳と、第2弾でご紹介したサムエル・チュクウェゼよりは年齢が高いが、その分彼のプレーの印象とチームにもたらす影響の重要度も高く、よりチームの中心として扱われている。

早すぎる活躍

2013年8月。ウナルがトルコ1部ブルサスポルに加入し、トップチームデビュー果たすという記念すべき瞬間を迎える。そのデビュー戦わずか開始3分でゴールを記録したウナルは16歳3ヵ月というリーグの最年少得点記録を塗り替えた。この鮮烈な輝きにマンチェスター・シティも獲得に動き、2015年に完全移籍を果たしている。ローン先クラブでの生活が続いたが、2016/2017シーズンにはローン先のトゥエンテでシーズン18ゴールを記録している。そして、その活躍に目を付けたビジャレアルによって、彼のスペインでのキャリアが幕を開ける。


スペインでも輝きを放つ

ケガ人が続出し、苦しんでいたレバンテ。ビジャレアルは多くの選手をレバンテにレンタルし、その中にはウナルの名前もあった。そのウナルはレバンテでのデビュー戦、ジローナ戦で早速ゴールを記録した。結局そのシーズンは、アトレティコ・マドリードを破ることになった印象的な2得点など、6ゴールを挙げる活躍を見せた。ウナルは昨年8月に、活躍の場をレアル・バジャドリードに移した。昇格1年目のクラブに1年間のローンで加入したウナルはチーム内で重要な役割を担っている。


チーム内での立ち位置

4-3-3を基準としたチームの形の中でウナルは最前線を任されている。対峙したCBに対する精力的なディフェンスなど、守備面での貢献度は高い。クロアチア代表のドゥイエ・チョプやセルジ・グアルディオラといったライバルで加入してきても、ウナルはチームに欠かせない選手の1人としての地位を守り続けている。


バックグラウンド

ラ・リーガでの活躍には彼のトルコでのバックグラウンドが大きく影響していると言えるだろう。ウナルの父メストはブルサスポルでウナル同様プロとしてプレーしたサッカー選手だ。世代別の代表にも選ばれている。ウナルも世代別代表では成功をおさめている。2015年3月に行われ、2-1で勝利したルクセンブルグ代表戦でA代表デビューを飾ると、現在までに11試合に出場している。


ウナルのこれから

バジャドリードでは素晴らしい活躍を見せたが、来シーズンも1部でプレーするために、より多くのゴールを挙げる必要があるだろう。5月で22歳を迎えるウナル。4つの異なる国で積んできた経験は、彼の大きな武器だ。彼の将来がラ・リーガとともにある可能性は非常に高い。これはバジャドリード、ビジャレアル、双方のサポーターにとって朗報となるだろう。