Jリーグ

J2優勝目指す町田ゼルビアが命運を握る。ハイレベルなJ1昇格、残留争いの行方は?

J1リーグは残り2節、そしてJ2リーグは11月17日に最終節が行われるが、未だに降格、昇格は1クラブも確定していない。J1ライセンスを付与されていないものの、果敢にJ2優勝を目指し躍進を続けている町田ゼルビアは現在、首位・松本山雅に勝ち点差1に迫る3位につけている。この町田ゼルビアが最終節でどのような結果を残すのかによって、構図が大きく変わるJ1残留・昇格争いを今回占う。


J1順位のおさらい

11位 横浜F・マリノス(41)
12位 ヴィッセル神戸(41)
13位 ジュビロ磐田(41)
14位 湘南ベルマーレ(37)
15位 サガン鳥栖(37)

<J1参入プレーオフ圏内>

16位 名古屋グランパス(37)

<J2自動降格圏内>

17位 柏レイソル(33)
18位 V・ファーレン長崎(29)

史上稀に見るハイレベルな残留争いだが、2節を残して確定していることは「V・ファーレン長崎の17位以下」のみである。また降格が確定しているクラブはまだ存在していない状況であり、依然として11位以下の8クラブが残留争いの対象となっている。長崎は残り2節で17位に浮上し、かつ町田ゼルビアがJ2・2位以上でシーズンを終えた場合はJ1参入プレーオフに回るため、わずかながら降格を回避する可能性が残っている。


J2順位のおさらい

1位 松本山雅(76)
2位 大分トリニータ(75)

<J1自動昇格圏内>

3位 町田ゼルビア(75)
4位 横浜FC(73)
5位 東京ヴェルディ(70)
6位 アビスパ福岡(69)

<J1参入プレーオフ圏内>

7位 大宮アルディージャ(68)

残り1節の時点でJ2優勝の可能性が残されているのは4位横浜FCまでとなっている。一方の東京ヴェルディとアビスパ福岡、そして昨季J1を舞台に戦っていた大宮アルディージャがJ1プレーオフ参入圏内の2枠を巡って争うこととなる。現在自力でJ1自動昇格権を掴むことができるクラブは松本山雅のみとなっているが、最終節の結果次第ではその松本山雅にもJ1参入プレーオフに回る可能性が残されている。


J1残り2節での注目対戦カード

J1第34節:名古屋グランパス対湘南ベルマーレ

勝ち点「37」で並んでいる両チームが最終節で顔を合わせることとなる。サガン鳥栖の今後2試合の結果にもよるが、現在のJ1残留確定ラインの勝ち点「37」が最大で「41」までに上がる可能性がある(名古屋グランパスと湘南ベルマーレが第33節でいずれも勝利し、かつこの直接対決がドローに終わった場合)。すなわちこの2チームのみならず、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、ジュビロ磐田にもJ1参入プレーオフへ出場する可能性が残されている。


J2最終節での注目対戦カード

J2第42節:町田ゼルビア対東京ヴェルディ

J1ライセンスを付与されておらず、J1プレーオフ出場やJ1昇格が不可能である町田ゼルビアにとっての最大目標は「J2優勝」のみである。一方の東京ヴェルディは自力でのJ1参入プレーオフ出場権獲得へ勝利が絶対条件だ。なお現在4位の横浜FCがヴァンフォーレ甲府に4点差以上で敗れた場合、東京ヴェルディは4位に浮上。J1参入プレーオフで1試合が「免除」される。


J1参入プレーオフの枠組み

・町田ゼルビアが2位以上の場合
 J1・16位が自動残留、17位はPO参戦、18位のみ自動降格

 プレーオフ1回戦:J2・5位対6位
 プレーオフ2回戦:(J2・3位or4位)対(1回戦勝利クラブ)
 プレーオフ決定戦:(2回戦勝利クラブ)対(J1・17位)

・町田ゼルビアが3,4位の場合⇒J1・16位とJ2・3位~6位まで参戦
 J1・16位はPO参戦、17,18位が自動降格

 プレーオフ1回戦:J2・3位対6位 , J2・4位対5位
 プレーオフ2回戦:1回戦勝利クラブ同士
 プレーオフ決定戦:(2回戦勝利クラブ)対(J1・16位)