セリエA ナポリ

ナポリの英雄ハムシク、今節ローマ戦出場でクラブ最多タイ記録に

 ナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシクは現地時間28日に行われるセリエA第10節・ローマ戦でクラブの歴史に名を刻むこととなりそうだ。現地時間27日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ハムシクは2007年夏にブレシアからナポリに加入すると、中盤センターに必要不可欠な存在となり、キャプテンを任せられている。同選手はナポリ在籍12シーズンで公式戦通算510試合に出場しているが、もしローマ戦でピッチに立つと出場試合数でクラブ最多タイ記録となるようだ。

 また通算出場試合数「511」という最多記録の保持者は1972年に加入し、1988年の現役引退までサイドバックとしてプレーしていたジュゼッペ・ブルスコロッティである。

 なお同選手は公式戦での通算ゴール数を「120」としており、すでにあのディエゴ・マラドーナが持っていた「115」という最多記録を更新している。そして今シーズンの第5節・トリノ戦ではセリエA通算400試合出場を達成するなど、イタリアサッカー界でも自身の名前を刻んでいる。