代表チーム フランス代表

2度目のW杯優勝狙うフランス。EURO2016決勝の布陣との違いは?

ドイツ、ブラジルをはじめとするワールドカップ・ロシア大会優勝候補が大会を後にする中、若手の台頭で戦力が一気に充実していたフランス代表は決勝まで勝ち上がっている。そのフランス代表は自国開催のEURO2016でもファイナリストにはなったものの、フェルナンド・サントス監督率いるポルトガル代表に優勝を阻まている。そこで今回はEURO2016決勝における先発メンバーとロシアW杯決勝で予想されるメンバーの比較を行い、この2年間で新たにレ・ブルー(フランス代表の愛称)の戦力となった選手やこの2年間で主戦場を変えた選手などを紹介する。


エンゴロ・カンテ

所属クラブ:チェルシー
代表デビュー:2016年3月25日(国際親善試合 対オランダ戦)

EURO2016出場成績:4試合出場・0ゴール・1アシスト
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:6試合出場・0ゴール・0アシスト

2015年夏にカーンからレスター・シティに移籍すると、持ち前の中盤センターにおけるボール奪取力やカウンター時の威力などを高く評価され、翌夏にチェルシーへ加入した。フランス代表としてはEURO2016のメンバーにも選出されているが、当時はまだポール・ポグバやブレーズ・マテュイディの控えにしかすぎなかった。しかしロシアW杯ではここまで全試合でフル出場を果たしている。


ラファエル・バラン

所属クラブ:レアル・マドリード
代表デビュー:2013年3月22日(国際親善試合 対グルジア戦)

EURO2016出場成績:メンバー外
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:6試合出場・1ゴール・0アシスト

バランは2013年に19歳という若さでデビューを飾ると2014年のブラジルW杯に主力としてピッチに立つ。EURO2016では筋肉系に問題を抱えていたため欠場を余儀なくされたものの、ロシアW杯では再び主力として全試合でフル出場を果たしている。


リュカ・エルナンデス

所属クラブ:アトレティコ・マドリード
代表デビュー:2018年3月23日(国際親善試合 対コロンビア戦)

EURO2016出場成績:メンバー外
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:6試合出場・0ゴール・1アシスト

アトレティコ・マドリードの下部組織出身であるリュカ・エルナンデスは、ここ数シーズンは控えの立場にしかすぎなかったものの、今季に入ってリーグ戦で27試合に出場。フランス代表でも今年3月に初出場を果たすと自身のパフォーマンスが認められ、初となるW杯出場を果たした。


・ベンジャマン・パバール

所属クラブ:VfBシュトゥットガルト
代表デビュー:2017年11月10日(国際親善試合 対ウェールズ戦)

EURO2016出場成績:メンバー外
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:5試合出場・1ゴール・0アシスト

このロシアW杯に臨んだフランス代表のメンバーの中でも特に周囲を驚かせるパフォーマンスを披露している。右サイドバックで先発メンバーに定着すると、ベスト16・アルゼンチン戦ではファンを魅了するボレーシュートでゴールをあげた。


キリアン・ムバッペ

所属クラブ:パリ・サンジェルマン
代表デビュー:2017年3月25日(国際親善試合 対ルクセンブルク戦)

EURO2016出場成績:メンバー外
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:6試合出場・3ゴール・0アシスト

2016/17シーズンにモナコで大ブレイクを果たしたムバッペは、同シーズンにモナコをチャンピオンズリーグでベスト4に導く活躍を見せると、2017年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタル移籍を果たす。そのPSGで充実したシーズンを過ごすとロシアW杯でも鮮烈なパフォーマンスを披露。10代初のバロンドール受賞の可能性が取り沙汰されている。


ブレーズ・マテュイディ

所属クラブ:ユベントス
代表デビュー:2010年9月7日(EURO2012予選 対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦)

EURO2016出場成績:7試合出場・0ゴール・1アシスト
ワールドカップ・ロシア大会出場成績:4試合出場・3ゴール・0アシスト

マテュイディは2010年より長らくフランス代表に名を連ねているものの、チェルシーのエンゴロ・カンテの台頭により、ロシアW杯では本職の中盤センターではなく左サイドで起用されることが多い。ただそれでも豊富な運動量を武器に様々なエリアに顔を出し続けており、チームに不可欠の存在であることに変わりはない。


EURO 2016・決勝時の先発メンバー


ワールドカップ・ロシア大会・決勝の予想先発メンバー