チェルシーのアントニオ・コンテ監督 写真提供:Getty Images
チェルシーは日本時間13日夕方、2シーズンに渡りチームを率いていたアントニオ・コンテ監督の解任を公式発表した。
コンテ監督の去就を巡っては、昨季、FAカップこそ制したもののプレミアリーグで5位に終わり、今季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権を逃したことにより、解任の可能性が高まっていた。またチェルシー首脳陣は昨季終了後にナポリ指揮官の座を解かれたマウリツィオ・サッリ氏の招聘（しょうへい）を画策していると伝えられていたものの、契約期間を残すコンテ監督に対する違約金の支払いをはじめ、複雑な問題を抱えたことにより監督交代に踏み切れずに7月を迎えていた。
同監督は新シーズンになって練習場に姿を現わしていたものの、12日にクラブが900万ポンド（約13億円）を支払うことで契約解除に同意したと伝えられ、現地時間13日に正式に解任という形になっている。
なおチェルシー首脳陣は後任としてサッリ氏をトップターゲットに定めているものとみられ、近日中に正式に監督就任するものとみられる。
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