Jリーグ 浦和レッズ

リーグ戦5試合未勝利の浦和、堀監督解任を発表。昨季ACL制覇も今季は不振に陥る

 浦和レッズは堀孝史監督の解任を決断したようだ。2日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 浦和レッズは昨季、堀監督のもとでAFCチャンピオンズリーグで優勝を成し遂げていたが、今季はリーグ戦でここまで2分3敗と降格圏の17位に沈んでいる。インターナショナルマッチウィーク明けのJ1リーグ第5節・ジュビロ磐田戦のパフォーマンスを考慮し、今回クラブ幹部が同監督の解任に踏み切った形だ。またこれに合わせて天野賢一ヘッドコーチの契約解除も発表している。

 堀監督はクラブ公式サイトを通じて「こういう状況にしてしまったということを本当に申し訳なく思っています。新しい体制になって、自分たちのいるべきところに戻り、クラブが前に進んでいけるようになってほしいと願っています。トップチームに関わってから約7年間、ファン・サポーターのみなさんをはじめ、選手やクラブスタッフのみなさんに支えていただきながら、一緒に戦ってきたので、感謝しかありません」
「僕自身は選手としても在籍していましたし、育成のコーチングスタッフとしても関わらせていただいたので、本当にありがたかったと考えています。本当によい選手たちがいるので、もう一度、新しい監督のもとで、それぞれの力を出してもらって、目標にしっかり進んでいってほしいと思います。ありがとうございました」(全文抜粋)とコメントを出している。なお、後任人事については大槻毅育成ダイレクターが暫定監督に就任することが発表されている。