リーグ・アン セリエA

【動画】フランスサッカー連盟が選手に蹴りを入れた審判に対して無期限活動停止処分を言い渡す

 14日に行われたリーグアン第20節でナント対パリ・サンジェルマンの試合で主審を務めていたトニ・シャプロン氏が、ナントDFディエゴ・カルロスを蹴った上に退場処分とした問題が物議を醸している。15日、フランスサッカー連盟はシャプロン氏に対して無期限停止処分としたことを発表した。

 問題の場面は91分に起こった。PSGがカウンターで攻勢を仕掛ける場面で、主審トニ・シャプロン氏がナントのDFジエゴ・カルロスと交錯し、ピッチに倒れこんだ主審は起き上がりざまに同選手にキック。報復行為を行った。主審は続いて、ジエゴ・カルロスにイエローカードを提示。すでに29分にも警告を受けていた同選手は退場処分を受けることになった。

 このことについて、チャプロン氏は『AFP』に対して「ディエゴ・カルロスと衝突した時、最近ケガをした部分に鋭い痛みを感じた。恐ろしい反射で、足を選手に向かって伸ばしてしまった。この最悪の行為はふさわしくない」と反射的な行動だったと語った。

 なおフランスサッカー連盟は、退場処分を言い渡されたディエゴ・カルロスのイエローカードは取り消しになることも合わせて発表した。