日本代表は、16日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会で韓国代表と対戦し、1‐4歴史的大敗を喫した。同日、ドイツのリーグ戦を戦ったボルシア・ドルトムントのMF香川真司とクラブW杯の3位決定戦を戦ったパチューカMF本田圭佑そろって代表に対して危機感をあらわにした。
まだ、「映像は見ていない」とした香川だったが、1‐4という結果については「海外組がいたらっていう問題でもない気がする。チームとしての課題が出ていると思う」と語り、メンバーの問題ではないとし、チームでの課題を気にしていた。
さらに香川は「この試合に限らず、ヨーロッパ遠征もそうだ。代表として選手として出ではなく、チームとしてサッカーのという意味でもっと構築しなければならない」とし、続けて「危機感しかない。このままじゃ厳しい戦いになるのは間違いない」不安をあらわにした。
そして本田も「4失点は、今の日本サッカー界を象徴している」とし「日本代表に海外組がいなかったがそれは、韓国代表も一緒。何も言い訳できる状況ではない」とこちらも海外組がいないことが問題ではないことを語った。続けて本田は「逆に僕は、メディアの皆さんにどう思っているか聞きたい。真剣に何か書いてほしいのが僕の思いですけどね」と報道陣に投げかけた。
ホーム4失点での敗戦は、63年ぶり。歴史的大敗を喫した日本だが、しばらくこの不安は日本国民を襲うだろう。
コメントランキング