代表チーム アルゼンチン代表

イカルディ、イタリア代表からの招集要請を断っていた。妻で代理人のワンダ夫人が明かす

 インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは過去にイタリア代表からの招集要請を複数回断っていたようだ。4日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。

 イカルディはアルゼンチンとイタリアの2つの国籍を有しており、2013年にアルゼンチン代表として代表チームデビューを果たしている。そんな同選手はアルゼンチン代表デビュー前にイタリアからの代表チーム招集要請を断っていたようだ。妻で代理人のワンダ・イカルディ夫人が明かしている。

「イタリアは彼を代表チームに2、3回誘ってきたわ。だけど彼はいつも断っていた。彼は明確な考えを持っていて、2歳のときからアルゼンチン代表としてプレーすることを夢見てきたから(アルゼンチン代表監督)サンパオリからの電話にとても興奮していたわ」

 また、ワンダ夫人はイカルディが所属しているインテルのホームタウンである、ミラノの街を気に入っているようで「家族としての意見だけどミラノはとても過ごしやすいわね。子供たちもここに残りたがってるわ。彼が移籍してこの街を離れることがあっても、それは決して私や子供たちの意見じゃないわ」と冗談交じりに話している。

 イカルディは今季セリエA、2試合に出場し4ゴールと絶好調だ。家族とも良好な関係を築く同選手は、今シーズンも大いに活躍が期待されている。